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2013年02月11日

あの映画、見て来ました

10日の日曜日は萩でHYGP(萩ヤリイカグランプリ)が開催されました。


私も参加予定だったのですが、金曜日の雪ですっかり戦意喪失。
ヘタレぶりを露呈してしまいました(涙)



pochiさん、ガジさんスミマセン、次回はきっと参加させていただきます。


で、何をしたかと言うと暖かい所でしゃぶしゃぶを食べてから映画を見てきました(笑)



この映画です。

写真クリックで公式サイトへジャンプします。

あの映画、見て来ました
Life of PI  トラと漂流した227日



注意:ネタバレがかなりありますのでこれから先は映画を見に行く人は見ないほうがいいかも(笑)




原作はカナダ人作家 ヤン・マーテル(Yann Martel, 1963年6月25日 - )が2001年に発表した『パイの物語』です。

ストーリーはカナダ人の若い作家ヤン・マーテルが執筆に行き詰まり、友人に教えてもらったインド系カナダ人のパイ・パテルの元へ行き彼が体験した世にも不思議な物語を聞くという形で進んでいきます。

ヤン・マーテル(レイフ・スポール)
あの映画、見て来ました

大人になった主人公パイ・パテル(イルファーン・カーン)
あの映画、見て来ました



インドで動物園を経営していた両親が事情によりカナダへ移住することになり、動物はカナダで売って新しい生活を始めることになりました。
あの映画、見て来ました


あの映画、見て来ました
船の中ではベジタリアンの母親とパイが食堂で食事をしようとしますが、いじわるなコックはベジタリアン用の料理を作ってくれません。
それを見かねた親切な台湾人乗組員が慰めてくれます。



インドを出発し太平洋のマリアナ海溝付近に差し掛かったとき貨物船が嵐に巻き込まれます。
あの映画、見て来ました


船は沈没、両親と兄を乗せた船は海底深く沈んでいきます。
あの映画、見て来ました
沈んでいく船を呆然と見守るパイ・パテル


救命ボートに残ったのは足を折ったシマウマ、ハイエナ、オランウータン、パイとベンガル虎のリチャード・パーカーだけです。

ハイエナがシマウマとオランウータンを殺し、そのハイエナは虎のパーカーの餌食になってしまいます。


パイはボートに有った水と非常食のビスケットで生き延びますが、パーカーは肉しか食べません!
シマウマとハイエナ、オランウータンを食べてしまった後は当然パイを狙います。
あの映画、見て来ました


ボートにつないだ自作のイカダで生活をするパイ
あの映画、見て来ました


漂流の途中幻想的な光景に出会います。
あの映画、見て来ました

この時、海中ではマッコウクジラと大王烏賊の戦いがありましたが、ほんの味付け程度のシーンでした。
烏賊釣り師としてはもう少し両者の戦いを長く描写して欲しかったな~(笑)


或る夜、夜光虫の幻想的な明かりを見ていると
あの映画、見て来ました


いきなり海中からクジラが現れ、大事な食料が流されてしまいます。
あの映画、見て来ました


またある時はトビウオの群れがマグロに追い掛けられボートに飛び込んできます。
あの映画、見て来ました


残り少ない食料も再び襲い掛かる嵐に流されてしまいます。
あの映画、見て来ました


このころ、パイはサーカスの猛獣使いを思い出し、見よう見まねで魚をエサにしてパーカーを飼いならそうとします。
またパイとパーカーの間に不思議な感情が生まれてきます。
それは動物と人間を超えた友情なのでしょうか。



飢えと渇きで気を失っているとボートが不思議な島へ流れ着きます。
何万頭ものミーアキャットが住む島です。
あの映画、見て来ました

あの映画、見て来ました


真水もありました。
あの映画、見て来ました


ところが夜になると恐ろしい事態が待ち受けていたのです。
(あまり詳しく書くとネタバレになりますのでこの島のできごとは映画を見てください)


この島をパーカーとともに逃げ出し、更に漂流が続きます。
あの映画、見て来ました
やがてボートが陸地へ漂着します。
到着したのはメキシコの海岸でした。




薄れ行く意識の中、やせ細ったパーカーはジャングルへ消えていきます。
あの映画、見て来ました
あの映画、見て来ました



貨物船の保険会社が彼に事情を聞きにきます。
そこで語られた彼の話を保険会社は信じません。


やむなく彼はもう一つのストーリーを語ります。



足を折ったシマウマは親切な台湾人乗組員、ハイエナは意地悪なコック、オランウータンは母親、そして虎のパーカーはパイ自身の事だったと。



作家のヤンが、どちらが真実の話なのかとパイに問います。
パイは静かに答えます。
どちらを信じるかではなく、どちらを好ましいと思うかと・・・


実はこの作品の裏には隠されたもう一つのストーリーがあります。


1884年にイギリスで実際にあった事件で『ミニュネット号事件』というものがあります。
これは遭難した船の生き残りがサバイバルのために弱った仲間を殺して食料にした事件です。
この時殺された人物の名前が『リチャード・パーカー』と言うのです。

また、アメリカのゴシック恐怖小説作家 エドガー・アラン・ポー(黒猫・モルグ街の殺人などが有名。また名探偵ルパン(怪盗ルパンじゃありませんよ)を作り出した作家。日本の名探偵明智小五郎と怪人二十面相を作り出した江戸川乱歩は彼の名前をもじって付けたペンネームである)が書いた作品で1838年に書いた小説に『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』という恐怖小説がありますが、これも4人の船員が遭難し、食料に困った船員が仲間を殺して食料にする話です。

ここで殺されて食料になった人物の名前が、なんと『リチャード・パーカー』だったのです!!

偶然にしては出来すぎですよね~
まるで予言の書です!



まあ、この辺の裏話を知らなくても興味深い作品でした。

幻想的な海のシーンはアバターを彷彿させるもので、ぜひとも3Dで見るとその素晴らしい画像を満喫できますよ。


私の個人的評価ですが作品の出来としては5点満点中3.5点、映像の出来栄えとしては4点と言うところでしょうか。

特にベンガル虎の動きがCGとはとても思えないほどリアルでした。


皆さんもごらんになって損はしない映画だと思います。




最後ですが、私がボートに乗ったらこのようになる筈です(爆)
あの映画、見て来ました

PI(パイ)ではなくPIE(食べるパイ)ですよ~(笑)



さて次は胸がスカッとする映画を見に行く予定です。





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この記事へのコメント
G・Gさんへ

最後の写真に感動しました(笑)
まさか本当のG・Gさんが掲載されているとは・・・・・(^.^)
HYGPですが、みんな再開を楽しみにしていましたよ!第3回目にして、ホ○無しと言う奇跡が起こりました。理由は良くわかりませんが(爆)
Posted by pochi at 2013年02月11日 00:20
おはよ~♪

マッコウクジラは、実際に大王イカを捕食しているので、
結構リアルな話の映画なんでしょうか?

家のTVも、3D映画を観ようと買い換えたのに、
まだ一度も観てません
Posted by レイ at 2013年02月11日 09:16
pochiさんへ

おはようございます♪
私の写真に感動していただきありがとうございます・・・

って、どこに感動しているんですか!
映画の照会文に感動して下さいよ!!(爆)

HYGP、行けばよかったな~と悔やんでいます(涙)
皆さんが私との再会を楽しみにしていたというより怖いもの見たさって事だったんでしょう?(爆)
Posted by G・GG・G at 2013年02月11日 10:11
レイさんへ

おはようございます♪
マッコウクジラが大王烏賊を捕食しているのではなく、大王烏賊がマッコウクジラを捕食しているみたいですよ!

3D対応のテレビを持っているんですか?
いいなあ~

3Dで無◎正のAVを見たいと願っている今日この頃です!(爆)
Posted by G・GG・G at 2013年02月11日 10:14
こんにちは(*^_^*)

なるほど~♪
面白そうですね (o^-')b

最近は休みとなれば、常に
海ですからね~(^_^;)
たまにはカミさんと
映画にでもいこうかな(*^_^*)
Posted by kawazo at 2013年02月11日 15:19
kawazoさんへ

こんばんは♪

背景にある宗教的な意味合いやベジタリアンが生きるために止むを得ず魚を食べないといけないなどの理屈抜きで、まずは幻想的な画面を楽しんでください。

大人も子供も楽しめる映画でした。
もちろん大人と子供は面白さの視点が違いますけど。

私も嫁と行きましたよ!
たまにはKSしないと行きたい時に行けませんからね(笑)
Posted by G・G at 2013年02月11日 18:21
こんばんは!!

ようやくこの地にくる事ができました!

これからもよろしくお願いします!!

次回はお会いできパンも貰える事を楽しみにしております!!
Posted by ガジガジマン at 2013年02月11日 19:00
ガジさんへ

こんばんは♪
初コメ、ありがとうございます。

HYGPでは頭を丸めないで済んで良かったですね!
S山師匠って去年も坊主でしたっけ?
坊主なのに釣りはボーズじゃなかったので責任を取ってスキカルの刑を受けたんでしょうか!(爆)

こちらこそよろしくお願いします!
Posted by G・GG・G at 2013年02月11日 19:26
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